

この問題に対して、
実際に塾講師バイト歴5年が今だったらこういうことするなという注意点を紹介します。
自分の最初を思い出しつつ、最近入ってきた先生の初めての授業も見つつ話すので参考にしてください。
本記事を書いた人

イヌ
- 個別指導の塾講師アルバイト歴5年ほど(現在大学院生)
- 小中高それぞれ経験あり
塾講師として初めての授業の一連の流れ(個別)

まずは授業をイメージしやすいように一連の授業の流れを紹介します。
90分授業&講師1と生徒2もしくは3の授業例を紹介します。
1、授業開始〜15分ほど

最初の流れは以下です。
簡単な流れ
- 授業開始:挨拶(余裕があれば雑談)(初めての生徒なら自己紹介)
- 宿題チェック
- 前回の授業の確認(確認問題やリスニング、単語などのチェック)
最初にやることはこんな感じです。
生徒が2人とか3人にいる時は1人には先に確認問題を解かせ、その間に他の子の宿題チェックや挨拶をします。
こんな感じでそれぞれの生徒ごとにやることの順番を変えることで、うまく回るようにしてます。
ただ確認問題とかもうまく解けないことも多く、15分を少しオーバーすることもあります。
ワンポイントアドバイス
初授業の時は雑談をするとめっちゃ忙しくなるので、無理にする必要はないです!とりあえず1人に何か話してる時は、他の子は何かさせている状態にすることだけ意識してればいいです。
2、授業15分〜75分くらいまで

ここはガッツリこの日に教えるべき分野を進めていきます。
具体的にはこんな感じです。
簡単な流れ
- 問題の解き方の流れ解説(既に知ってるなら省く)
- 問題を解かせる
- 解説をする
- 次の問題へ
これの繰り返しです。
そして複数の生徒がいる場合は、1人の子に解かせてる間に別の子の解説をすると言う感じでバランスを見ながら進めます。
また学校の復習とかで既に生徒が1番を知ってることも多いです。
なのでその時は1番は飛ばしていきなり問題を解いてもらいます。
その上で間違えた部分とか、間違いが多いやすいところとかを重点的に解説します。
ワンポイントアドバイス
全部を解説しようとするとめちゃくちゃ時間がかかって、その間に他の子が暇になったりします。なので生徒が本当にわかってないところとかを質問や解いてる途中式を見たりなどで把握してください。そしてその部分だけ解説する方が、生徒にとってもプラスです。
3、授業75分〜終了まで

この時間では授業のまとめと宿題の選定をしたりします。
あとは大体今日習ったことを生徒にまとめさせたり、間違えた問題の時直しをしたりします。
簡単な流れ
- 今日習ったことをまとめさせる
- 今日間違えた問題の解き直しをさせる
- その間に宿題を決めて生徒のまとめノート(連絡帳みたいな)などに書いていく
こういったことをしていきます。
ここは先生自体はそこまでやることは多くないです。
ただし生徒が複数&この時間まで宿題をどこにするか一切考えてなかった場合は大変です。
複数の教材を見ながらどこがいいかとかを考えると多少時間がかかるので、ある程度は事前に決めておきましょう。
ワンポイントアドバイス
基本的に最後余裕を持って終われるかは宿題を事前にある程度決めていたかにかかっています。決めてないと本当に結構余裕がないです。なので授業前からある程度宿題にするものを決めておいて、授業中はそこは飛ばすなどしておくといいです。
ワンポイントアドバイス2
また宿題は授業中より簡単めのものを、授業中は難し目の問題を扱う方がいいです。宿題中は授業中と違って先生に聞くことができないからです。
初めての個別授業で塾講師が抑えるべき3つのポイント

早速初授業で知っておくべきことをお話しします。
特に授業の流れに合わせて現れる困りポイントの順番にしているので、授業をイメージしながら読んでみてください。
また実際に役に立つように、パターンに分けて対処方法も載せてるので授業前にもう一度チェックしてみてください。
注意点
- 1、仲良くなるが正解ではない(授業導入の会話)
- 2、受け持つ生徒のレベルを社員に確認(授業の進め方)
- 3、ベテランでも完璧な人はいないと知っておく(全体)
それぞれ説明していきます。
1、最初は無理に仲良くなろうとする必要はない

まず授業の導入の話からします。
最初は挨拶から始まって、おそらく初めての方はある程度雑談とかしないとと思ってしまいがちです。
しかし生徒の性格によるので必ずしもそれが正解ではないです。
確かに長期的に見ればある程度の関係性はあったほうが、生徒からも質問をしやすくなったり良い効果はあります。
ただ例えばそもそも人見知りとかあまり話したくないという生徒もいます。
特に中学生だと思春期でそういう思いがある子もいます。
なので特に余裕のない初めての授業では仲良くならないとと無理に思う必要はありません。
むしろ生徒の性格をしっかり見てあげてそれに合わせてあげる方がいいです。
具体的な対応はこんな感じです。
具体例
- 自分からよく喋る子:ある程度話を聞いてあげつつ、授業を進めることを意識する
- 自分から喋らないが、質問をすると話してくれる子:少しだけ日常の質問も挟みつつ授業を進める
- 質問をしてもあまり喋らない子:無理に聞き出そうとはせず、雑談はほぼしない
僕は大体こんな感じで対応しています。
初授業では無理に仲良くなろうと思わず、そこは生徒の空気に合わせてあげるくらいに気負わずにいきましょう。
メモ
特に初授業の始まりは挨拶と自己紹介くらいで様子を見るといいです。余裕があれば1つ何か生徒の日常のことについて質問をして聞いてあげるくらいでいいです。
2、受け持つ生徒のレベルを社員に確認(授業の進め方)

では挨拶等も終わって授業をす進めていく中で、スムーズに進めるにはどうしたらいいのでしょうか。
それは事前に社員さんに今日受け持つ生徒がどれくらいの学力なのかを確認しておくことが大切です。
やっぱり事前に知っておくだけで、「基本問題だけを解かせるのか」「基本問題じゃ物足りないのか」などの方針が立てれます。
ただ上の聞き方だとふわっとしすぎてるので具体的には
質問
- 生徒の前回の学校のテストの点数はいくつか(特に受け持つ科目)
- 授業で扱うのは基本問題だけでいいのか
この2点を聞いておくといいです。
さらに僕の具体的なイメージをお伝えしておくと
チェックリスト
- 0~50点:基本問題を徹底させる
- 51~70点:基本問題(と本当に余裕があれば応用)
- 71~100点:応用問題も入れる
感覚的には70点近ければ応用問題も結構できるかと思うと実はそうではありません。
そこまでの点数であればテスト直前の詰め込みでなんとかしてる子も結構いてます。
するとテストに近くない普段の塾の授業では内容をほとんど覚えておらず、応用まで手を伸ばす余裕はないことが多いです。
3、授業前の準備を徹底する

上の2を見るとわかってもらえると思いますが、大事なのは
授業前の準備がどれだけ丁寧にできるかにかかっています。
例えば以下の点です。
授業前の準備
- 生徒について社員に聞く(上の2と同じ)
- どの分野を進めないといけないか確認
- 扱う問題、宿題に出す問題の選定
こういったことを事前にしておけば授業中は相当余裕を持って進められます。
進め方が事前に考えられているので、授業中は生徒との会話や解説に集中できるからです。
目安としては初めての方は30分前に行けばある程度余裕を持って準備できると思います。
授業前の準備についてはさらに次で深掘りしていきます。
体験談
僕は最初の頃から5年経過した今でもいまだに30分前の目安に塾に行きます。他の先生を見てると大体20分から30分くらいが多いですが、10〜20分前にくる先生もいます。
初めての授業の前に、授業準備のチェックリスト5つ!

次に事前に準備すべきことのチェックリストを紹介します。
ぜひ初めての授業に行く前に一度見ておいてください。
チェックリスト
- 1、授業30分前に着く
- 2、生徒のレベルチェック
- 3、教材チェック(授業中に解かせる問題の選定)
- 4、宿題に出すページの選定
- 5、その他の必要な準備(教材のコピーやシステムへのログインなど)
それぞれ解説していきます。
1、授業30分前に着くくらいが丁度いい

まず塾に行く時間としては授業の30分前が丁度いいです。
これくらいが遅すぎず早すぎずという感じです。
イメージしやすいように初授業の時に授業前にやることを紹介します。
やること
- 社員から色々な説明(10〜15分くらい)
- 実際に準備(10〜15分くらい)
最初の授業なので細かい説明が社員からあるところが多いと思います。
また形式的な面(生徒のデータの見方など)で社員に聞くことも多いです。
こういった説明事項に意外と時間が奪われるので、30分前に着くのが早すぎず丁度いいのです。
あとは実際の準備には生徒の進度を確かめたり、教材をチェックしたりなどがあります。
この後で話す問題や宿題の選定もこの準備時間に入ります。
2、生徒のレベルチェック

これは既に上で紹介したことなので、簡単にまとめると
社員に受け持つ生徒のレベルを確認しておきましょう。
具体的にはこちらです。
質問
- 生徒の前回の学校のテストの点数はいくつか(特に受け持つ科目)
- 授業で扱うのは基本問題だけでいいのか
その上で次の問題の選定につながっていきます。
3、教材チェック(解かせる問題の選定)

これが授業準備で一番大切なことです。
上のポイントのところで話したように、生徒のレベルを社員さんに聞ききます。
その上で指定教材を見ながらどこの基本問題を解かせていくのか、なんとなくでいいので順番を決めておきましょう。
そうすると授業中に生徒が思ったより早く問題を解き終わって、焦るということも無くなります。
もちろん慣れてくればその場で対応できますが、最初のうちはある程度決めておくのが楽です。
またその時に合わせて、一通り問題の解き方がわかるかもチェックしておきましょう。
もしわからないのがあれば答えを見るなどして、確認しておくとより楽です。
メモ
この復習は授業中生徒に解かせてる間に答えやiPadなどで確認することは可能です。なのでそこまで焦らなくてもいいですが、事前にできる分はしておいた方が安心はできますね。
4、宿題に出すページの選定

事前にどのように宿題を出すかもなんとくなく決めておくといいです。
実はこれ決めてないと後で時間がなくて焦ったりします。
理由は授業中に指定教材の全ての問題をやってると宿題を出す場所がなくなったりするからです。
もちろんもう一回同じ問題でもいいですが、全ての宿題がそういうわけにもいきません。
なのでこの宿題を決める作業が、実は授業中にどの問題を解かせないかという授業の進めたかにも関わってくるのです。
メモ
ちなみに僕もいまだに授業終わりの方になって、宿題どうしようとなることもたまにあります。なので意外と難しいですが、余裕があれば頑張って事前に目処を立てておいてみてください。授業中の負担が大きく減るので。
宿題の出し方の具体例を紹介しておきます。
チェックリスト
- 授業中に間違えた問題にチェックマークを入れておいてそこを宿題にする
- 簡単めな問題は授業中に解かずに宿題に残しておく
- 別教材をコピーするなどして、宿題として渡す
この辺りがオーソドックスです。
逆にあまりお勧めできないのが、授業中に簡単な問題をしてその応用を宿題にすることです。
一見よさそうにも見えるのですが、これがいいのはある程度勉強ができる子だけです。
宿題では先生の手助けがないので、勉強が苦手もしくは普通くらいの子だと何もわからないということになりかねません。
5、その他の必要な準備(教材コピーやシステムログイン)

他に必要な準備もできるだけしておきましょう。
細かい準備
- 生徒が持ってない教材のコピー
- リスニングで使うシステムのログイン
- イヤホンの準備
この辺が意外と事前に準備してないと授業中にあたふたしがちになる物です。
これらを事前にきちんと準備できていれば正直授業中は結構余裕ができるでしょう。
リスニングは今時何らかのシステムを用いて行うことが多いと思います。
なのでログインが必要で、idとパスワードを入力して事前に準備しておくといいです。
塾講師バイトの初めての授業での自己紹介の例

初めての個別指導の授業でする自己紹介のポイントと具体例を紹介します。
ポイントはこちらの3つです。
ポイント
- 簡単でいい
- 大学名や出身高校は基本言わない
- 付け足すとしたら趣味とか
とにかく簡単にでいいので、正直名前と担当する科目が得意なら得意という話をすれば十分です。
あとは大学名や出身高校は言わない方がいいです。そもそも言わないように注意してる塾もあります。
メモ
なのであとは生徒と仲良くなるきっかけとして趣味を言うのも良いですが、絶対に必要とは言えません。
そもそも個別指導だと1対2とか3のところも多いので、全員に長い自己紹介をしてる暇もないですし。
1対1であれば趣味などのある程度自己開示をすると距離が縮めやすいのでお勧めです。
具体例
こんにちは。今日担当する○○です。数学は得意なのでどんなことでもどんどん聞いてください!よろしくお願いします!
僕はいつも初めて授業を持つ生徒が相手の場合は、この程度の自己紹介です。
体験談
僕は趣味はわざわざ言いません。その代わり挨拶の後に生徒に授業とは関係ない質問をして少しだけ話をするようにしてます。例えばアニメの小物を持っていればそれに関する話とか、名前が変わっていたら由来を聞いたりとかです。
【まとめ】最初は失敗するものだから気にしすぎない!

今回は初授業に臨むにあたってのポイントを紹介しました。
僕自身すごい不安症なタイプで、最初の授業どころか最初の1ヶ月くらいはずっと塾に行く前はテンションが下がってました。
なので正直どれだけ準備しようと不安から抜け出すことは無理だと思います。
この記事の内容さえ頭に入れとけば大きなミスをすることはありません。
あとは失敗しても仕方がないと思うくらいで良いです。
失敗しながら、「じゃあここはこうしたら良かったのか」と言う感じで学んでいくと良いです。
慣れさえすればここまで楽なバイトはないくらいなので、ぜひ頑張ってみください。
詳しくはこちら→塾講師バイトは楽すぎと皆がいう理由は?5年の経験から真相を話します。
最後まで閲覧いただきありがとうございました。