

今回はこういった疑問を解消します。
実際に塾講師バイト歴5年の経験を踏まえて話していきます。
これらか塾講師バイトを始めようか迷ってる方も、初心者で悩んでる方も参考にしていってください。
(注意点:ぼくは個別指導塾での経験者なので、個別指導を念頭においた記事となっています。)
本記事を書いた人

イヌ
- 個別指導の塾講師アルバイト歴5年ほど(現在大学院生)
- 小中高それぞれ経験あり
教え方が下手な塾講師バイトの特徴は?

教えるのが下手な塾講師バイトの特徴はこちらです。
下手な人
- 全部を説明しようとする
- 生徒のわからないところを把握しようとしない
- 口での説明を繰り返す
- 100%理解することに固執する
- 抑えるべきポイントが明確じゃない
それぞれ簡単に説明していきます。
1、全部を説明しようとする

生徒が分かってないのは問題の中でも一部分に過ぎないことも多いです。
これに対して問題を間違えた場合に1から全て説明する人がいます。
しかしそれでは生徒はそこはわかってるのになとなり、集中力が落ちます。
その結果本当に説明が必要なところの理解も曖昧ということになりかねません。
2、生徒のわからないとこを把握しようとしない

生徒がどこが分かってないのかを理解しようとしないと、上のような問題につながります。
なので教えるとは一方的なものではなくて、対話なのだと思っておくといいです。
ここを落とすと本当に独りよがりな説明になってしまうので気をつけてください。
3、口での説明を繰り返す

説明する方はわかってるので、つい口頭での説明に終始してしまいがちです。
しかし口頭ではなかなか伝わりづらいのが現実です。
もちろん理解しにくいというのもありますが、最初に話したことを覚えてられないからというのもあります。
紙に書いたりすれば説明が終わっても、最初の方に説明した部分も紙に残ってます。
なので忘れてもそれをみて思い出すことができます。
この最初の説明を覚えてないから結局最後には理解ができないというのは結構あるので気をつけてください。
4、100%理解することに固執する

そもそも大学生の僕でも大学の勉強を1回で理解するのは難しいです。
生徒も当然1回の説明で全て理解できることはありません。
最初は50%くらいの理解度でも問題を重ねていくことで理解が深まっていくものです。
なので1回の説明で全て理解することを目指すと生徒にとってもしんどくなります。
ある程度は理解できたなと思ったら、似た問題を何回も解いてもらってその度に説明をしていく方がいいです。
説明という抽象的なことを繰り返すよりも、問題という具体的な事象を通した方が断然効果的です。
5、抑えるべきポイントが明確じゃない

これも結構大事なポイントだと思います。
散々説明した後で、じゃあ結局覚えないといけないことは何?となるともう頭に残らなくなります。
なので説明しならが、「要するにここではこの2つを伝えたいだけ」みたいな感じでまとめてあげる必要があります。
このまとめもできるだけ簡潔に、1個か2個くらいにまとめられたら強いです。
僕も普段はそうなるように意識してます。
英語の教科書でこのユニットでは要するに、canの後ろは動詞&元の形にすることを伝えたいだけ。
このページはそれをいろんな問題をすることで訓練させようとしてる。
みたいな感じで伝えます。
塾講師が最初はうまく教えられない理由

結論から言うと
塾講師バイトは教え方下手でもできますし、何より多くの人は最初は教えるのが下手です。
実際僕もいまだにさっきの生徒に対しては教え方が下手だったなと思うことはあります。
なのでこれから塾講師バイトを始めるか迷ってる方は、この点を気にしすぎないでください。
実際やってみないとわからない場合がほとんどですし、5年経って思うのは上手い人の方が少ないからです。
そして慣れてくれば上手くなっていくものです。
そして大抵の塾講師始めたての人が教え方が下手なのにはこの2つの理由が考えられます。
理由
- 教える相手は勉強が苦手な層だから
- 生徒によって上手い教え方は変わりうるから
これだけ覚えておいてもらえればいいので、それぞれ簡単に説明していきます。
教える相手は勉強が苦手な層だから

多くの塾講師はひとまず相手にわかるように丁寧に教えようという意識はあります。
しかしそう思っていたとしても、その感覚はあくまである程度勉強してきた自分の中の感覚にすぎません。
実際に教える相手は自分とは違う勉強が嫌い&苦手な生徒の方が多いのです。
すると自分の中では丁寧に教えていたとしても、
それでもわからない。もっと基本の部分の説明に時間をかけてほしい。など生徒との感覚と乖離が生じます。
この感覚を掴むまでは結構僕は時間がかかりました。
これが分かってもじゃあとりあえず全部の部分を時間をかけて説明すればいいだろうと思うとそれもまた違います。
逆に分かってる部分にも時間をかけられると、それはそれで生徒の集中力が切れたりします。
という風にとにかく自分とは感覚が違うというのだけは覚えておいてください。
後ほど詳しく話しますが、これの解決のためには
とにかく生徒にわからない部分や理由の聞き取りをし、各生徒ごとの視点を掴むことが大切になります。
体験談
最初は勉強の仕方とかも自分のやり方がいいと思っていました。しかし今では自分の感覚や考えとは一度切り離して考えるようにしてます。それがなかなか難しく今でもたまに自分の感覚で話してしまうこともありますが。
生徒によって上手い教え方は変わりうるから

またもう1つ大きな難しさの要因として
生徒によって上手い教え方、下手な教え方は変わりうるからです。
生徒には問題を解きながらある程度自分でやっていくのがあってる子もいます。
一方で最初に説明を聞かないとわからない子や、問題とセットでないと考えられない子など本当にいろいろです。
するとそれぞれに合った最適な教え方が存在します。
また同じ分野の内容でも、視覚的にイメージするのが得意だが図を書くとこんがらがる子と図を書く方がわかりやすい子などもいます。
同じ教えるでもそのやり方が違ってきますよね。
こんな感じで明確にこれという教え方が存在しないからこそ難しいです。
なので教え方が下手だからと塾講師を始める前から悩む必要はありません。
また次では僕が試してきたいろんな方法を紹介するので、それも参考にしてみてください。
メモ
これから始める人もすでに始めてる人も教えるというのは相当難易度の高いものです。なので教え方が下手だからと悩みすぎないようにしてください。周りの教え方が上手く見える先生もうまくいく時といかない時はあると思います。
塾講師バイトの教え方のたった3つのコツ

では塾講師バイトの教え方のコツを5年の経験をもとに話していきます。
コツはこちらの3つです。
コツ
- 質問して生徒に話をさせる
- 視覚化
- 同じ問題を何回も解かせる
それぞれ話していきます。
1、質問して生徒に話をさせる

生徒が解けない問題とか理解できてない分野があった時に
とにかく質問をして何が分かってないのかをこちら側が知り、そこを丁寧に教えてあげる必要があります。
質問の具体例として
具体例
- 一次関数の指揮はなんだったか覚えてる?
- 傾きってどこだった?
- 問題文のこの部分って何を聞く問題かわかった?
- 教科書の途中式のこの部分がなんでこうなるかわかった?
こんな感じで特定の公式とかに関わるものから、問題や分野に関するものまでいろいろです。
何が原因でわかってないのかは質問である程度わかることが多いです。
最初にやりがちなのが生徒が問題を間違えていたから1から全部説明するパターンです。
もちろんそれが必要な場合もありますが、問題を解く中の一部分が詰まったからできないことも多いです。
だからこそ質問が大事です。
ただ尋問みたいにならないように、厳しく問い詰める感じは出さないようにしてあげてください。
体験談
この問い詰めすぎず放置しすぎずという感覚は慣れて覚えていくしかないです。ただ一方的に教え続けるよりはマシです。
2、視覚化

説明をしても理解できない子は、とにかく大きな紙に書きながら説明することが有効な場合も多いです。
1枚の紙に左上から順番に、この問題を解くためのステップを書いていってあげます。
そうやって視覚化してあげないと、理解できないもしくは最後の説明の段階でステップ1を忘れてしまう子が多いです。
だからこそ理解のため&見返すことができるように紙に残しておくことが大切なのです。
その際にはできるだけ計算等も頭の中でせずに紙に残しておいてあげてください。
体験談
この説明を書く時にはできるだけ何枚も紙を使うより1枚の紙に収めるのがいいと思います。授業の終わりに見返しやすいですし、思い出す時にもわかりやすいからです。
3、同じような問題を何回も解かせる

基本的には上の二つのコツを意識するようにしてますが、それでも稀になかなか説明を理解してくれない子がいます。
その時は説明ももちろん大事ですが、それ以上に問題を何回も解かせて慣れさせるようにしました。
教え方とは少し違うかもしれませんが、どうしても理解力があまり高くない子はいます。
その場合は問題の解き方になれさせてからの方が、逆に説明が理解できるようになったりします。
なので紙に問題を解くステップを書いてあげてそれに従って何回も問題を解いてもらいます。
その後に改めてなぜそうなるか等の説明をもう一度してあげるイメージです。
こんな感じで今までのパターンにない子はその子に合わせた教え方を考えてあげるといいです。
塾講師の授業についてよくある疑問点

その他の授業に関する疑問点を解消します。
疑問点
- 塾講師のコミュニケーションのコツは?
- 問題が解けない時はどうしたらいい?
- 解答見ながら教えてもいい?
それぞれ簡単に説明します。
1、塾講師のコミュニケーションのコツは?

上述のようにいかに生徒の話を聞いてあげるかが大切です。
生徒が話しやすくなるためにも、普段のコミュニケーションから話を聞いてあげることがコツになります。
聞くということのメリットはこんな感じです。
メリット
- 勉強のことも話してくれやすくなる
- 無理に話題を作る必要がないので楽
- とりあえず聞く姿勢があれば関係もうまくいく
最後のにまとまってますが、とにかく小学生とか中学生は自分の話をしたいです。
自分からあまり話さない子でも、それとなく興味のありそうなことを聞いてあげれば自然と話してくれることが多いです。
例えば筆箱のキャラクターとか、持ってるものから話を広げてあげれば楽です。
あとは話の流れで深ぼっていけば話題に困ることも減るし、話してくれやすくなるし一石二鳥です。
2、問題が解けないときはどうすればいい?


僕が今までとってきた手法はいくつかあります。
対応
- 解答見てみよかと促して、自分も解説を確認して思い出す
- 塾の他の教材を見て解き方を確認する
- 持ってるタブレットで調べる
この辺りが対応になります。
いちばん焦るのは生徒が解き終わって説明してと言われた時に初めて解けないことに気づくパターンです。
そうなった時に1番目の方法を使ってください。
ただそうならないためにも問題を解かせてる間に一応解けるかの確認をしておきましょう。
もしその時に分からなければ下2つのやり方で対応するといいです。
3、解答見ながら教えてもいい?

これも普段は結構この場面はあります。
確かに答えを見ずに解説した方が生徒からしたら信頼が生まれるとも言えます。
ただ答えを見ながら説明することのメリットもあります。
メリット
- 生徒が自分で解くときの解説の見方が身につく
- 何も見ずに説明されるよりわかりやすい
- 万が一の間違った答えを教えることを防ぐ
こういったメリットがあるので一概に悪いわけではありません。
なので僕は気にしすぎる必要はない派です。
【まとめ】教え方が下手だからと臆する必要なし

そもそも生徒によって適切な教え方は違ってくるので、一概に正解を決めれるわけではありません。
だからこそ教えるというのは難しく、永遠の課題です。
そんな悩みに数年塾講師バイトを経験したくらいで、解決策を示すことができるわけがありません。
なので教え方が下手だからとおくするよりも、
どうやったら今目の前の生徒が分かってくれるかと考えてあげれば十分です。
これから始めるか迷ってる人も、始めたてで悩んでる人もみんな通る道なので安心して悩んでください。
ただ悩んでストレスにならない程度に程々が一番です。
社員さん等に相談してもいいですし。
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