

今回はこういった疑問を解消します。
本記事を書いた人
イヌ
- 個別指導の塾講師アルバイト歴5年ほど(大学・大学院)
- 小中高それぞれ経験あり
塾講師のバイトでは大学名にはどんな効果が?
大学名を言うことにはメリットとデメリットがそれぞれあります。
特にデメリットの点は注意が必要なので、しっかり確認しておいてください。
有名大学=安心感になるケースも
大学名をいうことで「このくらいの大学の人に教えてもらえる」と安心感につながるケースもあります。
これは生徒というよりも、保護者の安心につながるりやすいです。
もし一般的に賢いとされる大学に通ってるのであれば、どこの大学かわからないよりも安心できます。
ただし、大きな危険も孕んでいる
ただしこれは後のデメリットで話しますが、生徒がどういう大学を目指すかにより大きな危険につながります。
例えば、自分が通ってる大学や高校よりも上の学校を目指す生徒にとってはどうでしょう。
この場合は逆に保護者にとっても不安感を募らせる要素となります。
実際には経験から言うと、大学生が中学生に教える場合なんかは生徒の志望校が高くても教えることはできます。
しかし保護者にとっては実際がどうとかよりも、不安要素が強いですよね。
このことは頭に入れておきましょう。
【注意】そもそも禁止してる塾も多い
ここで注意が必要なのが
そもそも「大学名は極力言わないでねor禁止」としている塾は多いです。
なのでもしこれらか塾講師のアルバイトをしようと思ってる方は気にしておく必要があります。
ただ大抵は最初の面接だったり、説明の時に言われるので安心してください。
ではなぜそう言う塾が多いのか理由を次に話していきます。
大学名を言わない方がいい3つの理由
ここでは大学名を言わない方がいい理由を紹介していきます。
理由は3つです。
理由
- ①聞く人によっては嫌味にも聞こえる
- ②生徒や保護者に先入観や不安を与えることも
- ③他の講師との関係に影響
それぞれ話していきます。
理由①:聞く人によっては嫌味に聞こえる
塾講師は、生徒・保護者・同僚との信頼関係がすべて。
「○○大です。」という発言は、悪気がなくても上から目線に聞こえることがあります。
これは塾に限らず日常会話でもそうですよね。
なので基本的に言わないに越したことはありません。
理由②:生徒や保護者に変な先入観を与える
有名大学だからこそ、
具体例
- 生徒が萎縮する
- 保護者が過度に期待
- 逆に不安感を抱かれる
…といったデメリットがあります。
一番危険なのは生徒が偏差値が高めの高校や大学を目指しており、通ってる大学がそれに足りない場合です。
不信感等を抱かせてしまう危険性もあるので気をつける必要があります。
理由③:他の講師との関係に影響することも
同じ塾に通う講師の中には、さまざまな学歴の人がいます。
大学名を強調すると、無意識のマウントになってしまうことも。
ただこれに関しては意外と講師間ではあまり大学名を聞かないパターンもあります。
体験談
実際僕の塾ではみんな気にしてか、基本的にはある程度仲良くなった人の大学しか知りませんでした。
大学名をうっかり言ってしまいがちなシーン
気をつけなければいけない場面は2つです。
場面
- 生徒との雑談中
- 他の講師との会話
生徒との会話では「どこの大学ですか?」と聞かれても、やんわりとぼかしましょう。
ただ一番注意が必要なのは他の講師との会話です。
そこでなら話しても問題ないのですが、もし近くに生徒がいる場合には耳に入るかもしれません。
それだけ気をつける必要があります。
実際にはどう答えるのが正解?
しかしそれでもやっぱり生徒に直接聞かれることもあります。
そういう時はどう変えるのがいいのでしょうか。
返し方
- 〇〇県の大学です
- 理系の学部だよ
こんな感じです。
ポイントは、大学名ではなく自分の専門性や地域のみを答えてあげることです。
また大事なことはちゃんと言ってはいけないということも伝えてあげましょう。
そうすれば生徒もちゃんと理解してくれますし、変にわだかまりが残ることもありません。
まとめ:極力言わないのが吉
今回は塾講師が大学名を言ってはいけない、もしくは言わないほうがいい理由について話しました。
確かに塾講師をしてると聞かれることはちょこちょこあります。
しかしそこはうまく言うのを回避するほうがいいです。
実際言わないでとしてる塾も多いのでそこも気をつけましょう。
塾講師になろうとしてる方や、なった上で他にも悩みがある方はぜひ当ブログの他の記事を参考にしていってください。
最後まで閲覧いただきありがとうございました。