

今回はこういった疑問を解消します。
実際に5年ほど塾講師バイトを経験して思うのは、どうしてもわからない時は絶対にあります。
なのでここではその対処法などを中心に話していくので、ぜひ参考にしてください。
(注意点:僕は個別指導塾での経験者なので、個別指導を念頭においた記事となっています。)
本記事を書いた人

イヌ
- 個別指導の塾講師アルバイト歴5年ほど(現在大学院生)
- 小中高それぞれの生徒をもった経験あり
塾講師バイトでは絶対に問題が解けないとダメなのか?

結論から言うと
5年やってますが、問題が解けないことは過去幾度となくありました。
ではそんな状態で塾講師バイトをしてもいいのでしょうか?
結論:すぐに自分で問題を解ける必要はない

そしてその上で言いますが、
解けたほうがいいが、解けないと塾講師バイト失格なんてことは流石にないです。
なぜなら記憶である以上どうしても忘れてる部分はあるからです。
しかし生徒にとって大事なのは記憶ではありません。
なぜならそれは自分でできるからです。
それよりもなぜその答えに至るのかという過程が端的にしか書かれてない解答を、より噛み砕いて説明する方が大切です。
なので必ずしも全くの無の状態から解ける必要はないのです。
とはいえ以上を踏まえると流石に以下のような人は勉強し直したほうがいいでしょう。
流石にダメ
- 超基本がスッとできない(因数分解とか展開、簡単な英文法など)
- 一部ではなくその分野全体がわからない
このような場合は勉強し直すか、教えることができる範囲から外す方がいいです。
簡単なものでさえ止まるようでは、授業がスムーズに進まないので。
メモ
勉強のやり直しについてはこちら→塾講師バイトに「勉強し直し」は必要?現役講師が不安を解消&やり方も紹介!
特に解けないことが多い問題の例

一応これから塾講師バイトを始めようとする人に具体例を出しておきます。
もし自分もこの範囲が苦手なら、採用されるときに教えられないと伝えておいた方がいいかもしれません。
具体例
- 理科や社会(暗記メインだから忘れる時は一瞬)
- 特に高校でしなかった理科の科目(僕は化学)
- 古文(古典文法忘れがち)
この辺りは結構嫌な人が多いでしょう。

この辺はもし自分も苦手なら避けてください。
メモ
まだ授業したことがない人はこちらを参考にしてください→【塾講師バイト】個別塾の初めての授業で抑えるべき3つのポイント
塾講師バイトの授業中に問題が解けない時はどうする?

では授業中に解けない問題に遭遇した時はどうすればいいのか。
実際に僕がしてきたことや周りの講師の方がしていたことを紹介します。
対処法
- 1、問題を解かせてる間に解答を見る
- 2、他の詳しく解説されてるテキストで網羅的に思い出す
- 3、タブレットで調べる
- 4、他の仲良い先生や社員さんに聞く
それぞれ説明していきます。
1、問題を解かせてる間に解答を見る

生徒が問題を解くには時間がかかるので、その間に塾の教材で解答を見ましょう。
これで分かれば十分です。
生徒からは解答見たのかもわからないですし、何ら問題ありません。
意地でも解答を見ずに間違ったことを教えるよりも100倍マシです。
メモ
僕もよくこれはしてます。特に苦手な範囲の日は授業前から見て復習してます。それ以外の時は授業中に解答を見て思い出してます。あとは思い出すのもそうですが、どう説明したらわかりやすいかを解答を参考にして考えてる時もあります。
2、他の詳しいテキストでで網羅的に思い出す

解答を見てもわからない時は、解答が雑か、その分野の知識自体抜けてるかです。
その時は他の詳細なテキストを見てその分野を網羅的に思い出すようにします。
塾にはいろんな教材があるので、詳細な解説が書かれてるテキストもあります。
運がいい時(特に高校の理科など)は、生徒が残していった教科書があったりします。
あとは数学なら青チャートとか。
この辺りがあればすごく簡単に思い出せるので助かります。
メモ
これは少し時間がかかるので、授業前にここやばそうだなと思ったところをやることが多いです。たまに授業中ささっと確認することもあります。
3、タブレットで調べる

今時は塾講師バイトでは塾にあるタブレットを使うことも多いです。
特に授業報告の記入はタブレットであることもあるでしょう。
なのでそのタブレットを使ってわからないところを調べる時もあります。
これは実際に社員さんによって許されてる使い方なので問題ありません。
特に知識系(歴史の年代とか)はすぐにわかるので解答見るより早い場合もあります。
数学とかも調べ方が難しいですが、調べると結構出てくるのでお勧めです。
メモ
こんな細かいのなかなか知らんなーと言いながら生徒と一緒に調べる場合もあるし、生徒にバレないように調べることもあります。後者の場合、バレると恥ずかしいのでバレないよう先にわからなそうなところを調べるなどして、頑張ってます。
4、他の仲良い先生や社員さんに聞く

上の3つの手段でもどうしようもない場合は、他の先生や社員さんに聞くという最終手段があります。
正直高校の理科系の科目はわからなくて聞いたことがあります。
僕自身文系なので、基礎科目自体は化学以外はやったことがありますが、忘れてることも多いので。
また僕はないですが、逆に他の後輩の先生に聞かれたこともあります。
内容は覚えてないですが、英語について授業中の手が空いてるタイミングで聞いてきたことがありました。
特にこのように先輩とかに聞くのは申し訳なく感じるかもしれません。
しかし聞かれた側は頼ってくれて普通に嬉しいので、気にせず聞きに行くといいです。
メモ
以上の4つで特に使いやすいのは、解答を見ることとタブレットで調べることだと思います。なので困ってる方はまずはそこから試してみてください。
【疑問】塾講師が解答を見ながら教えるのはダメ?

ここで塾講師が解答を見ながら教えるのはダメなのか?という疑問があります。
これについて5年の経験から話していきます。
結論:解答を見ながらでも基本は問題なし

結論から言うと基本は解答見ながらでも問題ないと思っている派です。
基本的に問題を解き終わったあとはまずは生徒に自分で丸つけをさせます。
その時に解答をそのまま机に置いておくことが多いので、それを見ながら何で間違ったかを説明していきます。
そうすればあからさまに講師側が解答を見ながら説明してる感じにはなりません。
また生徒は塾外での勉強のためにも、自分で解答を見て理解する能力を養うことも大切です。
解答に沿ってわかりにくい部分を噛み砕いて説明していくことで、その力が養われやすいです。
なのでもちろん解答を見ずに説明できた方がスムーズです。
とはいえメリットがないわけでもないので絶対にダメではないという意見です。
体験談
不安な時はとにかく解答は生徒の机に置いて、それを一緒に見ながら説明を心がけてます。そうすれば解答を見ていても本当に自然です。ぜひテクニックとして使ってみてください。
解答を見ながら説明することのメリット

一応メリットをまとめておきます。
メリット
- 生徒の解答から理解する力が養われる
- 万が一の間違いを防げる
- 中学で一般的な解法を基礎にできる
特に最後の部分について少しだけ説明します。
高校経ていると、中学の内容でもその頃よりも簡単な解き方を知ってることが多いです。
特に数学がそうです。
そうすると間違いではなくとも、中学内容からすればレベルが高い解き方や考え方をしてる可能性もあります。
解答を見ればそれが防げるというのもメリットです。
メモ
もちろん慣れてくればある程度中学と高校の知識の区別ができるようになってきます。ただ最初は解答を見ると間違いはないです。例えば因数分解のたすき掛けなんかが高校でしかやらないが、中学ではやらない典型例です。
ただし、大事なのは解答を噛み砕くこと

とはいえ解答をまる読みしてるだけではダメです。
一番大事なのは解答を噛み砕いてわかりやすく説明することです。
特に中学生のワークは大学受験と違い、解答がとても簡易的です。
なので解答を見ただけですぐにわかる生徒はほとんどいません。
そこで解答をうまく噛み砕いて、生徒にもわかるように説明することが大切なのです。
解答を見ながら教えてもいいですが、そこだけは忘れないようにしてください。
メモ
特によく話してくれる生徒は、わからないとはっきりってくれるので助かります。しかし内気な生徒の場合、解答をそのまま読んで分かってなくても流すことが多いです。その点は注意してください。
メモ
教え方について詳しくはこちら→塾講師バイトは教え方が下手でも大丈夫!7つの改善方法【経験談】
塾講師バイトが問題が解けない時にやってはいけないこと

では逆に問題が解けない時にどんなことをやってはいけないでしょうか。
ここはわかりやすいので簡単に紹介する程度にとどめます。
やってはいけない
- 意地を張った結果間違ったことを教える
- 焦りや不安が態度に出る
- 不安な範囲なのに事前準備をしない
特に2つ目の焦りや不安は結構生徒には伝わりやすいです。
そしてそれが伝わると本当にこれでいいのか生徒も不安になりますし、信頼が落ちます。
隠すことは難しいですが、態度にはできるだけ出ないように頑張ってください。
また不安だとわかっているのに事前準備をしないとそりゃ問題は解けないです。
なのでそこは授業前の準備できちんと確認しておきましょう。
具体的には次のところで話していきます。
問題が解けない塾講師バイトが授業前にできること

授業中だけでなく授業前にできる対策もあります。
それ以外かのことです。
ポイント
- 当日の担当の科目と学年をチェック
- 今日扱う分野をチェック
- 苦手なところなら解答先に見るor詳細なテキストでざっと思い出す
- どうしてもダメなら社員に言って変えてもらう
こんな感じです。
まずは当日扱う分野を事前に風習しておくことが大切です。
それでもダメそうなら社員さんに言ってもいいです。
そうすると他に先生がいるなら変えてもらえる可能性があります。
無理でもできるだけ社員がフォローするから頑張ってとなる可能性が高いです。
そうすれば定期的に社員さんが回ってきて生徒にわからないところを聞いてくれたりするので、比較的楽になります。
そのためにも少し早めに塾に行って授業準備をしておくことも大切です。
【まとめ】解答見ながらでも分かりやすく説明すればOK

とにかく講師に求められていることは
瞬時に答えを出せることではなく、生徒にわかりやすく解説することです。
そうすると必ずしもすぐに解けなくても、解答を見て解き方が分かればいいです。
また解答を見ながらでも、解答をより噛み砕いて説明できればOKです。
以上を踏まえて今塾講師をやってる人も、これからやろうとしてる人も頑張ってみてください。
最後まで閲覧いただきありがとうございました。
以下に他の塾講師バイトの記事があるので参考にしてみてください。