

この問題に対して、
実際に塾講師バイト歴5年が今だったらこういうことするなという注意点を紹介します。
自分の最初を思い出しつつ、最近入ってきた先生の初めての授業も見つつ話すので参考にしてください。
本記事を書いた人

イヌ
- 個別指導の塾講師アルバイト歴5年ほど(現在大学院生)
- 小中高それぞれ経験あり
初めての個別授業で塾講師が抑えるべき3つのポイント

早速初授業で知っておくべきことをお話しします。
特に授業の流れに合わせて現れる困りポイントの順番にしているので、授業をイメージしながら読んでみてください。
また実際に役に立つように、パターンに分けて対処方法も載せてるので授業前にもう一度チェックしてみてください。
注意点
- 1、仲良くなるが正解ではない(授業導入の会話)
- 2、受け持つ生徒のレベルを社員に確認(授業の進め方)
- 3、ベテランでも完璧な人はいないと知っておく(全体)
それぞれ説明していきます。
1、仲良くなるが絶対の正解ではない(授業導入の会話)

まず授業の導入の話からします。
最初は挨拶から始まって、おそらく初めての方はある程度雑談とかしないとと思ってしまいがちです。
しかし生徒の性格によるので必ずしもそれが正解ではないです。
確かに長期的に見ればある程度の関係性はあったほうが、生徒からも質問をしやすくなったり良い効果はあります。
ただ例えばそもそも人見知りとかあまり話したくないという生徒もいます。
特に中学生だと思春期でそういう思いがある子もいます。
なので特に余裕のない初めての授業では仲良くならないとと無理に思う必要はありません。
むしろ生徒の性格をしっかり見てあげてそれに合わせてあげる方がいいです。
具体的な対応はこんな感じです。
具体例
- 自分からよく喋る子:ある程度話を聞いてあげつつ、授業を進めることを意識する
- 自分から喋らないが、質問をすると話してくれる子:少しだけ日常の質問も挟みつつ授業を進める
- 質問をしてもあまり喋らない子:無理に聞き出そうとはせず、生徒の空気に合わせてあげる
僕は大体こんな感じで対応しています。
初授業では無理に仲良くなろうと思わず、そこは生徒の空気に合わせてあげるくらいに気負わずにいきましょう。
メモ
特に初授業の始まりは挨拶と自己紹介くらいで様子を見るといいです。余裕があれば1つ何か生徒の日常のことについて質問をして聞いてあげるくらいでいいです。
2、受け持つ生徒のレベルを社員に確認(授業の進め方)

では挨拶等も終わって授業をす進めていく中で、スムーズに進めるにはどうしたらいいのでしょうか。
それは事前に社員さんに今日受け持つ生徒がどれくらいの学力なのかを確認しておくことが大切です。
やっぱり事前に知っておくだけで、「基本問題だけを解かせるのか」「基本問題じゃ物足りないのか」などの方針が立てれます。
ただ上の聞き方だとふわっとしすぎてるので具体的には
質問
- 生徒の前回の学校のテストの点数はいくつか(特に受け持つ科目)
- 授業で扱うのは基本問題だけでいいのか
この2点を聞いておくといいです。
さらに僕の具体的なイメージをお伝えしておくと
チェックリスト
- 0~50点:基本問題を徹底させる
- 51~70点:基本問題(と本当に余裕があれば応用)
- 71~100点:応用問題も入れる
感覚的には70点近ければ応用問題も結構できるかと思うと実はそうではありません。
そこまでの点数であればテスト直前の詰め込みでなんとかしてる子も結構いてます。
するとテストに近くない普段の塾の授業では内容をほとんど覚えておらず、応用まで手を伸ばす余裕はないことが多いです。
3、ベテランでも完璧な人はいない

大事なのは
ベテランでも完璧ではないから、授業全体を通して完璧にできないと気にしすぎる必要はありません。
例えば歴5年の僕でも未だにあるのが以下のことです。
失敗の具体例
- コミュニケーションで空回り
- 複数の生徒を持つ場合に、少し待たせてしまう
- 次の問題を何にするか迷う
こういったことはいまだにあります。
違いと言えばその時の対処に慣れているということは言えます。
ただ最初は慣れてないのは当たり前なので、完璧にしようと思いすぎる必要はありません。
こういったことを事前に知っているだけでも、心持ちは違うと思います。
初授業の前に準備できること

次に事前に準備できることとして3つのアドバイスをしておきます。
事前準備
- 授業30分前に着くくらいが丁度いい
- どの問題を解かせるかなんとなく決める(復習もする)
- 宿題はどこを出すかなんとなく決める
それぞれ解説していきます。
1、授業30分前に着くくらいが丁度い

まず塾に行く時間としては授業の30分前が丁度いいです。
これくらいが遅すぎず早すぎずという感じです。
イメージしやすいように初授業の時に授業前にやることを紹介します。
やること
- 社員から色々な説明(10〜15分くらい)
- 実際に準備(10〜15分くらい)
最初の授業なので細かい説明が社員からあるところが多いと思います。
また形式的な面(生徒のデータの見方など)で社員に聞くことも多いです。
こういった説明事項に意外と時間が奪われるので、30分前に着くのが早すぎず丁度いいのです。
あとは実際の準備には生徒の進度を確かめたり、教材をチェックしたりなどがあります。
この後で話す問題や宿題の選定もこの準備時間に入ります。
2、どの問題を解かせるかをなんとなく決める

これが授業準備で一番大切なことです。
上のポイントのところで話したように、生徒のレベルを社員さんに聞ききます。
その上で指定教材を見ながらどこの基本問題を解かせていくのか、なんとなくでいいので順番を決めておきましょう。
そうすると授業中に生徒が思ったより早く問題を解き終わって、焦るということも無くなります。
もちろん慣れてくればその場で対応できますが、最初のうちはある程度決めておくのが楽です。
またその時に合わせて、一通り問題の解き方がわかるかもチェックしておきましょう。
もしわからないのがあれば答えを見るなどして、確認しておくとより楽です。
メモ
この復習は授業中生徒に解かせてる間に答えやiPadなどで確認することは可能です。なのでそこまで焦らなくてもいいですが、事前にできる分はしておいた方が安心はできますね。
3、宿題にどこを出すかなとなく決める

事前にどのように宿題を出すかもなんとくなく決めておくといいです。
実はこれ決めてないと後で時間がなくて焦ったりします。
理由は授業中に指定教材の全ての問題をやってると宿題を出す場所がなくなったりするからです。
もちろんもう一回同じ問題でもいいですが、全ての宿題がそういうわけにもいきません。
なのでこの宿題を決める作業が、実は授業中にどの問題を解かせないかという授業の進めたかにも関わってくるのです。
メモ
ちなみに僕もいまだに授業終わりの方になって、宿題どうしようとなることもたまにあります。なので意外と難しいですが、余裕があれば頑張って事前に目処を立てておいてみてください。授業中の負担が大きく減るので。
宿題の出し方の具体例を紹介しておきます。
チェックリスト
- 授業中に間違えた問題にチェックマークを入れておいてそこを宿題にする
- 簡単めな問題は授業中に解かずに宿題に残しておく
- 別教材をコピーするなどして、宿題として渡す
この辺りがオーソドックスです。
逆にあまりお勧めできないのが、授業中に簡単な問題をしてその応用を宿題にすることです。
一見よさそうにも見えるのですが、これがいいのはある程度勉強ができる子だけです。
宿題では先生の手助けがないので、勉強が苦手もしくは普通くらいの子だと何もわからないということになりかねません。
塾講師バイトの初めての授業での自己紹介の例

初めての個別指導の授業でする自己紹介のポイントと具体例を紹介します。
ポイントはこちらの3つです。
ポイント
- 簡単でいい
- 大学名や出身高校は基本言わない
- 付け足すとしたら趣味とか
とにかく簡単にでいいので、正直名前と担当する科目が得意なら得意という話をすれば十分です。
あとは大学名や出身高校は言わない方がいいです。そもそも言わないように注意してる塾もあります。
メモ
なのであとは生徒と仲良くなるきっかけとして趣味を言うのも良いですが、絶対に必要とは言えません。
そもそも個別指導だと1対2とか3のところも多いので、全員に長い自己紹介をしてる暇もないですし。
1対1であれば趣味などのある程度自己開示をすると距離が縮めやすいのでお勧めです。
具体例
こんにちは。今日担当する○○です。数学は得意なのでどんなことでもどんどん聞いてください!よろしくお願いします!
僕はいつも初めて授業を持つ生徒が相手の場合は、この程度の自己紹介です。
体験談
僕は趣味はわざわざ言いません。その代わり挨拶の後に生徒に授業とは関係ない質問をして少しだけ話をするようにしてます。例えばアニメの小物を持っていればそれに関する話とか、名前が変わっていたら由来を聞いたりとかです。数十秒程度ですが、こういうのを挟むと向こうも気を許して質問してきてくれやすくなる気がします。
その他の細かい点(特にNG行為)

ここまで話したポイントさえ意識できれば正直初授業としては満点です。
あとは知っていれば少しは楽になるかもしれない、細かい点を紹介します。
(あくまで僕の経験からこういうことを知ってればいいなーくらいのゆるい感じです。
細かい点
- 緊張から機械的になりすぎないように
- すぐに答えを教えすぎない
それぞれ簡単に説明します。
1、緊張から機械的になりすぎない

上で無理に仲良くなろうとする必要はないという話はしました。
しかしそれは機械的に生徒がしてきた授業と関係ない話はバッサリ切るということではありません。
そこは柔軟に多少話に付き合ってあげるなどした方が良いです。
というのも個別指導の生徒は小学生や中学生が多いです。
それくらいの年齢の子だと、どう教わるかよりも誰に教わるかの方が重要だったりします。
全く話に付き合ってくれない愛想のない人よりも、話に付き合ってくれる先生の方が耳を傾けてくれます。
そういう意味で生徒が自ら喋ってきてくれるような場合は授業に影響ない範囲で聞いてあげることも大切です。
注意点
ただ注意点があります。経験上中学生は仲のいい先生の方がよく勉強のことも聞いてくれます。一方で小学生は逆に仲の良い先生の言うことを聞かなくなるパターンの方が多いです。なので小学生の場合は限度も知らないですし、ある程度の線引きは必要です。
2、すぐに答えを教えすぎない

これは授業の内容的な話ですが、
仮に生徒がわからないと言ってきた時もすぐに答えや解説を始めすぎるのはお勧めしないです。
ある程度自分で考える時間は必要だからです。その方が身につきます。
なので僕はまずは少しヒントを与えてみるという風に進めています。
例えば

みたいな感じです。
そうやって誘導しても難しそうならきちんと説明をしてあげます。
説明の後に似たような問題をもう1問だけ自分で解かせるようにもしてます。
【まとめ】最初は失敗するものだから気にしすぎない!

今回は初授業に臨むにあたってのポイントを紹介しました。
僕自身すごい不安症なタイプで、最初の授業どころか最初の1ヶ月くらいはずっと塾に行く前はテンションが下がってました。
なので正直どれだけ準備しようと不安から抜け出すことは無理だと思います。
この記事の内容さえ頭に入れとけば大きなミスをすることはありません。
あとは失敗しても仕方がないと思うくらいで良いです。
失敗しながら、「じゃあここはこうしたら良かったのか」と言う感じで学んでいくと良いです。
慣れさえすればここまで楽なバイトはないくらいなので、ぜひ頑張ってみください。
詳しくはこちら→塾講師バイトは楽すぎと皆がいう理由は?5年の経験から真相を話します。
最後まで閲覧いただきありがとうございました。